フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、古巣のスペイン1部バルセロナ復帰へ向けてジョアン・ラポルタ会長と電撃交渉したとスペインメディアが報じた。

「OKディアリオ」は「メッシはPSGでの数か月の失望の後、バルセロナに戻ることを決定した」と報道。「バルサのユニホームを再び着るという彼の目標を達成するために、ラポルタ会長との交渉を開始した。会長は現在の給与から大幅な減額を求めるが、2年契約に署名することを希望するメッシの要求を歓迎した」とすでに復帰に向けた交渉が水面下で始まっており、今夏に2年契約で復帰する可能性が出てきた。

 メッシは昨夏にPSGへ移籍したが、今季はわずか2点と大きく期待を裏切っている。「彼のキャリアの中で最も貧弱な得点の数字によって証明されるように、彼のためにプレーしないチームで彼の場所を見つけられなかった。そして、今年の夏にPSGから退団するための交渉したいと思っている」と同メディア。PSGとは2年契約プラス1年オプションとなっているが「ストライカーが費用をかけずに去ることができるように、契約の中にオプションがある」と今夏に退団する場合でも移籍金はかからない条項が含まれていると説明する。

 バルセロナへの復帰を望むのは家族の意向もある。「メッシも彼の家族も、ほとんどの滞在をホテルで過ごした後、パリでの生活に適応できていない」。さまざまな要因が絡み、メッシはバルセロナの復帰を希望しているようだ。

 果たしてメッシの電撃復帰はあるのか。大きな注目が集まる。