ポーランドサッカー連盟は26日、同国代表がカタールW杯欧州予選プレーオフB組準決勝(3月24日)でロシアとの対戦拒否を表明した。英「BBC」など各メディアが一斉に報じた。

 ロシアがウクライナに侵攻したことへの抗議を込めた連盟の決断に、ポーランド代表主将のFWロベルト・レバンドフスキ(33=バイエルン・ミュンヘン)は自身のツイッターを更新し「これは正しい決断です!ウクライナで武力攻撃が続いている状況で、ロシアチームとの試合を想像することはできません。ロシアのサッカー選手とファンはこれに責任を負いませんが、何も起こっていないふりをすることはできません」と表明したという。

 欧州予選プレーオフB組はロシア対ポーランド、スウェーデン対チェコがそれぞれ対戦し、勝者同士が決勝でカタールW杯切符を争う予定だった。国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長は24日に「我々は状況を監視し続けている」とコメントしていた。