イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督(54)がフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(23)の〝強奪〟を画策していると、スペインメディア「デフェンサセントラル」が伝えた。

 今季限りでPSGと契約満了となるエムバペは白紙小切手の契約延長オファーを断り、来季にスペイン1部レアル・マドリード入りが確実視されている。そんな中、同メディアは「リバプールはエムバペ獲得レースに参加する。クロップは監督がエムバぺの信奉者であると宣言しており、ドイツ人(クロップ監督)はクラブに努力を求めた」と報じている。

 リバプールはかねてエジプト代表FWモハメド・サラーを筆頭にセネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノの後継者を捜している中、移籍金なしで獲得できるチャンスとあって、本格的にエムバペ獲得レースに参戦する構えだ。

 同メディアは「昨年からリバプールが表立って動いていないことを確認しているが、ここ数か月でエムバペに近いところと接触し、会談しておりオファーを出すを準備を進めている」と、水面下で獲得の可能性を探っていると指摘。今夏のRマドリード入りが確実とされているが、波乱含みといえそうだ。