イングランド・プレミアリーグのトットナムが、驚異的な強さで首位を独走するマンチェスター・シティーを撃破し、エースFW孫興民(ソン・フンミン=29)の活躍ぶりを韓国メディアが大絶賛している。

 圧倒的な強さを見せるマンチェスターCが有利と思われたが、トットナムは3―2と接戦を制した。マンチェスターCがリーグ戦で黒星を喫するのは昨年10月30日のクリスタルパレス戦以来、約4か月ぶりで無敵軍団を止めたトットナムに称賛が集まっている。

 そうした中、韓国メディアが大車輪の活躍を見せた孫をクローズアップ。同国のスポーツ専門放送局「スポTV」は「劇的な勝利だった。マンチェスターCの優位を予想する人々が多かったが、計算外だったのは孫の存在だ」と報道。「孫はMFデヤン・クルセフスキーの先制ゴールと、FWハリー・ケーンの逆転ゴールをアシストした。味方を生かして勝利を呼び込む2アシストを上げ、孫のおかげでトットナムは勝った」とその活躍ぶりを絶賛した。

 同局は「孫はこれまでもマンチェスターC戦で活躍しており、14試合で7ゴールを決めている。グアルディオラ監督も試合前から『我々は孫興民のために大変な試合をさせられた記憶が多い』と打ち明けた。しかし今回も孫を止められなかった。マンチェスターCキラーだ!」。トットナムは開幕戦でも孫の決勝弾で1―0と勝利しており、そのキラーぶりを強調して大いに盛り上がっている。

 世界最強軍団に無類の強さを誇る孫が、大きく株を上げる一戦となった。