スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ(34)が、今夏の大型補強を控えてクラブトップとの会談を要求している。フランスメディア「onze」が報じた。

 ベテランの域に入っても衰え知らずのパフォーマンスを続けるベンゼマだが、ビッグネームの加入は自身の立場を脅かす存在になるだけに、気が気でない。今夏にはフランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)の加入が確実視され、欧州ビッグクラブで争奪戦となっているノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(ドルトムント)までも新戦力候補だ。

 Rマドリードの攻撃陣でブラジル代表FWビニシウスが不動のレギュラーに定着しており、エムバペとハーランドの加入でレギュラーを奪われる可能性が高い。それだけにベンゼマは、フロレンティーノ・ペレス会長に対して3月中の会談を要望。クラブの方針などを確認したいという。Rマドリードとの契約は2023年夏で満了するが、話し合いの内容次第では、契約延長に影響を及ぼす可能性もありそうだ。