イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーが〝アルゼンチンの至宝〟との契約が間近に迫っていると、英紙「ガーディアン」が伝えている。

 今季41試合で20得点13アシストをマークしたアルゼンチン1部リバープレートに所属する同国代表FWフリアン・アルバレス(21)をめぐっては、昨年からイタリア1部ユベントスやACミランなど欧州ビッグクラブが大争奪戦を展開。中でもスペイン1部レアル・マドリードとバルセロナが優位と報じられていた。

 しかし、アルゼンチンの至宝を獲得したのはマンCだった。同紙は「アルバレスとの契約が迫っている。交渉は続いているが、合意が成立するとの楽観的な見方がある」と報道。移籍金1600万ユーロ(約20億8000万円)+ボーナスを主張するマンCと、2100万ユーロ(約27億3000万円)を求めるリバープレートとの間で話し合いは続いているものの、移籍については成立が確実になっているという。

 選手サイドとの条件交渉は問題なく、合意したとみられ、5年契約でチームへの合流は今シーズン終了後の6月以降になる見込み。だが、カタールW杯に臨むアルバレスのアルゼンチン代表入りを実現するため、11月まで慣れ親しんだリバープレートにレンタルするプランも浮上している。