スコットランド・プレミアリーグのレンジャーズがスペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)をリストアップしているようだ。

 英メディア「デーリー・レコード」によると、日本代表FW古橋亨梧(26)ら日本選手4人が所属するセルティックのライバルとなるレンジャーズが1月の移籍市場で右ウイングの補強を検討していると指摘。「6人の潜在的オプションを検討する」とし、オランダ1部AZアルクマールのFWアルベルト・グドムンソンらに加えて久保を紹介している。

 同メディアは「久保は19年にレアル・マドリードに見い出されたが、トップチームへの高い壁は乗り越えられないようにみえる。日本のスターはマジョルカ、ビリャレアル、ヘタフェに期限付き移籍し、経験は豊富。Rマドリードの久保とはならないかもしれないが、彼は非常に有望な才能である」と伝えている。

 久保の獲得には少なくても移籍金として2000万ユーロ(約25億6000万円)が必要になるとみられるが、レンジャーズは、この冬にスコットランド代表DFネイサン・パターソン(20)をイングランド・プレミアリーグのエバートンに売却し、移籍金1600万ポンド(約24億6000万)を得るため資金に不安はないようだ。

 久保はシーズンを通してマジョルカでのプレーを希望しており、現時点で移籍するプランはないものの、欧州各国リーグでも、その実力が認められているのは間違いないようだ。