イングランド・プレミアリーグ、リバプールの日本代表MF南野拓実(27)が超決定機ミスの代償を払うハメになりそうだ。

 南野は13日に行われたイングランドリーグカップ準決勝アーセナル戦の第1戦でフル出場。しかし、0―0で迎えた終盤に訪れたゴール前での決定機にシュートを大きくふかしてしまい、試合はそのままスコアレスドローに終わった。南野に対する風当たりが強まっている中、英紙「デーリー・ミラー」が、エジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネがアフリカ選手権出場による不在で回ってきた出場機会増チャンスが消滅する可能性を報じた。

 同紙は「13日のアーセナル戦に先発した南野拓実は、2人(サラーとマネ)の欠場によって与えられたチャンスを最大限に生かそうと考えている。しかしユルゲン・クロップ監督が、日本人スター選手を起用する保証はなく、リーグ戦では何か違うことを試すかもしれない」と指摘。その上で南野を外して主に右サイドバックを担うウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズ(20)を右ウイングで起用するというプランを提言した。

 16日のブレントフォード戦では、右ウイングにウィリアンズ、左ウイングにFWディオゴ・ジョッタを起用する布陣を提案。この試合に勝てば、首位のマンチェスター・シティーとの勝ち点差を11に縮めることができる。南野は汚名返上のチャンスを与えられるのか。