超決定機でミスを犯したイングランド・プレミアリーグ、リバプールの日本代表MF南野拓実(26)が、ひと言で同クラブのキャリアを〝総括〟されてしまった。

 南野は13日に行われたイングランドリーグカップ準決勝アーセナル戦の第1戦でフル出場。しかし、0―0で迎えた終盤に訪れたゴール前での決定機にシュートを大きくふかしてしまい、試合はそのままスコアレスドローに終わった。〝戦犯〟となった南野は多くの批判を浴びるハメになってしまった。

 リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏もその一人。地元メディア「リバプールエコー」によると、「彼はパニック状態で走り込み、インステップでシュートを打った。もし彼が落ち着いてボールを待てば、インサイドでシュートを打てた」とプレーの未熟さを指摘した。

 その上で「これがこの日のリバプールの象徴であり、彼のリバプールでのキャリアを象徴するものだった。彼はリバプールでほとんど何もしていない」とピシャリ。2020年1月の加入から出場機会はほとんどないままだけに、こんな〝総括〟ですら否定しきれないのも事実だ。

 この悔しさを次の活躍へつなげることができるか。南野の奮起を期待したいところだ。