ブラジル代表 新型コロナワクチン未接種を理由にDFレナン・ロディ落選で大波紋

2022年01月14日 20時59分

アトレチコに所属するDFレナン・ロディ(ロイター)
アトレチコに所属するDFレナン・ロディ(ロイター)

 サッカーブラジル代表で新型コロナワクチンの未接種を理由にDFレナン・ロディ(23=アトレチコ・マドリード)が落選して大きな波紋を呼んでいる。

 ブラジル代表はカタールW杯南米予選のエクアドル戦とパラグアイ戦に向けたメンバーを発表したが、主力のロディが落選。米ラジオ局「WTVB」などは「ロディはブラジル代表入りを拒絶された。彼はワクチン接種を完了していないため、チッチ監督が彼をリストから除外した」と報じた。

 チッチ監督はワクチン接種に関して接種を強く推奨する持論があり、代表メンバー発表会見では「ワクチン接種は社会的責任だ」と強調。ロディが招集外となったのはワクチンの接種を巡る問題だと説明した。

 ブラジル代表チームの関係者によると、ロディは10日に1回目の接種を行ったが、2回目はまだ接種していないという。

 しかし、ブラジルではワクチン接種は強制されるべきではないとの意見も根強く、国民全体の2回接種完了率は約68%にとどまっている。そのため今回のロディの招集外を巡っては〝ワクチン差別〟を指摘する声も上がっており、ブラジルで賛否両論沸き起こっているようだ。

 アスリートによるワクチンの接種問題は、男子テニスのノバク・ジョコビッチがオーストラリアから入国を拒否されるなど難しい面もある。ブラジル代表の強硬な姿勢は今後物議を醸しそうだ。

関連タグ:
 

ピックアップ