〝デブ化論争〟が巻き起こっているフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(29)に、クラブのレジェンドが強烈な苦言を呈した。

 ネイマールは昨年11月のサンテティエンヌ戦で左足首を負傷し、左足首の捻挫及びじん帯損傷で全治約2か月と診断されて現在はリハビリ中だ。

 そうした中、英紙「ミラー」はネイマールの体重増加がけがにつながっていると指摘。「最近、PSGのファンがネイマールの夜遊びなどピッチ外の生活に対する批判もある」としたうえで、現役時代にPSGの主力として活躍した元フランス代表MFのジェローム・ロタン氏の意見も伝えた。

 ロタン氏は「彼はどこまでも体重を増やし続け、年を取り、適切な生き方をしていない。シーズン開始以来、まだ試合の50%もプレーしていない」と高給に見合った働きをしていないと糾弾。「30歳になると、25歳のときほど体が回復せず、愚かなことをするとすべてが危険にさらされる」と節制を強く求めた。

 さらに、母国ブラジルでも批判が高まっており、著名ジャーナリストのファビオ・ソルマニ氏は「ネイマールがジムに行ったり栄養士と話すのを見たことがあるか? FWビニシウスはバロンドールを獲得するだろうが、ネイマールが受賞することはない」と同じブラジル代表の後輩を引き合いに出して痛烈に批判した。

 ネイマールは批判を見返すことができるのか。まずは復帰後の体形に注目だ。