日本代表DF冨安健洋(23)が、所属するイングランド・プレミアリーグ、アーセナルの補強プランを変更させていた。

 米スポーツメディア「アスレチック」によると、アーセナルは1月に右サイドバック(SB)とアタッカーの補強を検討していたという。しかし、右SBでは冨安が今夏の加入からすぐさまレギュラーをつかみ、現地の評価もうなぎ上り。また、FWガブリエウ・マルティネリ(20)は直近8試合で4ゴールとサイドアタッカーの地位を確立した。

 2人の活躍で両ポジションの補強は緊急性がなくなったため、チームは不安が残るストライカー補強に注力する方針にシフト。ガボン代表FWピエールエメリク・オバメヤンが、昨年12月にアーセナルで規律違反を犯し、主将をはく奪された上に試合メンバーからも外されたまま。このまま放出される方針だけになおさらだ。

 現在はイタリア1部フィオレンティナのセルビア代表FWドゥシャン・ビラホビッチ(21)がメインターゲット。冨安の貢献は、こんなところにも表れているようだ。