英サウサンプトンが投資会社による買収を発表! 中国人オーナーがバブル崩壊で失脚

2022年01月05日 12時19分

新たな門出となるか(ロイター)
新たな門出となるか(ロイター)

 中国の〝バブル崩壊〟の余波が欧州サッカー界にも広がりそうだ。イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは4日、スポーツやエンターテインメント業界への投資会社でロンドンに本拠地を構える「スポーツリパブリック」社に買収されたと発表した。

 かつて日本代表DF吉田麻也(32)や同MF南野拓実(26)が所属したクラブで中国人実業家のオーナー、ガオ・ジーシェン氏が深刻な財政難のためクラブ保持できなくなり、売却先を探していたが、セルビア人の実業家のドラガン・シュクル氏がかかわる「スポーツリパブリック」社が株を買い取ってサウサンプトンを引き継ぐことになった。

 英「BBC」によると、クラブの最高経営責任者でであるマーティン・セメンス氏は「私たちは計画を再編成し、私たちの道を歩み始めました。スポーツリパブリックは私たちと同じ価値観と信念を持っているので、それを前進させるための正しいグループでした」と説明したという。

 サウサンプトンを手放すことになったガオ氏をはじめ、中国人実業家たちは多くの欧州クラブを買収してきたが、新型コロナウイルスの影響もあって本国で〝バブル崩壊〟。多数の中国企業が資金難にあえいでおり、すでに蘇寧グループが2016年に買収したイタリア1部インテルも売却案が浮上している。

 また、国際サッカー連盟(FIFA)や多くの欧州クラブが中国企業とスポンサー契約を結んでいることからも、今後のサッカー界に大きな影響を与えそうだ。

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