イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督(54)が、スペイン1部レアル・マドリードのブラジル人FWのビニシウスとロドリゴの〝強奪〟を計画している。

 日本代表MF南野拓実(26)が所属するリバプールは、かねて3トップを形成するセネガル代表FWサディオ・マネとエジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノの後継者を探している。

 スペインメディア「デフェンサセントラル」によると「クロップは夏にビニシウス、ロドリゴと契約できるように、マネの代理人に頼んだ」とし、Rマドリードに所属するブラジル人FW2人の代理人がマネと同じだったという縁を利用して〝引き抜き〟を要請したという。

 クロップ監督は、かねてロドリゴに注目しており、これまでもクラブ側に獲得をお願いしていたが、不調に終わっている。そんな中、自慢の3トップもフィルミノが30歳となり、サラーとマネも今年30歳を迎える。しかもサラーとマネは契約延長の交渉が難航しているため、早期に後継者を選定する必要に迫られており、クロップ監督は代理人を通じ、獲得に動いたわけだ。

 ただ、同メディアによると「クロップは2人のどちらでも、新しいマネになれると考えているが、Rマドリードは2人の真珠を出すつもりはない。ドアは閉まっている」と実現は困難という。新たなエース候補を模索するクロップ監督だが、新ストライカー探しはまだまだ続きそうだ。