ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)が、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36=マンチェスター・ユナイテッド)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)を巡る終わりなき論争に独自の見解を示した。

 2021年は代表とクラブで69ゴールを挙げる活躍も、フランスのサッカー専門誌「フランスフットボール」誌が選定する年間最優秀選手賞「バロンドール」を受賞したのはメッシ。自身の史上最多記録を更新する7度目の受賞となった。レバンドフスキが受賞するとの声も少なくなかったが、メッシに続く2位に終わった。

 そんな中、英紙「デーリー・メール」によると、UAE・ドバイで行われイベントの席で、メッシと通算5度のバロンドールに輝いているC・ロナウドの優劣について聞かれる機会があった。すると「私はレバンドフスキを選ぶ」とキッパリ。続けて「バロンドールについて何度も質問を受けた。昨年はキャンセルされ、私は受賞できなかったが、できることは全てやった自分を誇りに思う」と胸を張った。

 先日には「どちらが優れているかと言うのは難しい。どちらの選手を好むかが重要なんだ」と語っていたが、もう「メッシかCロナ」を選ぶ時代は終わったということか。その解答に強烈な自負をにじませた。