ニューカッスルのサウジ皇太子オーナーがインテル買収で基本合意 フランスの名門も標的に

2021年12月29日 17時44分

インテルの本拠地・スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ロイター)
インテルの本拠地・スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ロイター)

 イングランド・プレミアリーグのニューカッスルを買収して話題を集めるサウジアラビアのモハメド・ビンサルマン皇太子率いる同国の政府系ファンド「PIF」が、イタリア1部の名門インテルの買収で基本合意した。

 米経済誌「インターナショナル・ビジネスタイムズ」は「PIFが数日以内にインテルを買収する。買収額は10億ドル(約1150億円)とみられる」と報道。インテルは現在、中国の蘇寧グループが所有しているが、新型コロナウイルス禍などで業績が低迷して深刻な経営難に。インテルも手放す方針を決めて売却先を模索していた。

 同誌によると、すでに蘇寧とPIFは買収条件で合意。細部を詰めたうえで、インテル側から数日以内に正式発表される予定だという。

 だがサウジの〝爆買い皇太子〟の野望は止まらない。フランスでは同国の名門マルセイユの買収が取りざたされており、ブラジルのクラブにも触手を伸ばしている。世界各地の有力クラブを手に入れ、アラブ首長国連邦(UAE)系の「シティフットボールグループ」に対抗する構想を描いているとみられる。

 資金力では他を圧倒しており、今後も強豪クラブの爆買いが続きそうだ。

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