スペイン1部マジョルカで日本代表MF久保建英(20)のチームメートで韓国出身のMF李康仁(イ・ガンイン=20)に来年1月にフランス1部リール移籍が急浮上した。

 スペイン1部バレンシアの下部組織出身の李は2018年にトップチームと契約。ただ出場機会に恵まれず、今夏に4年契約でマジョルカに加入。ここまでリーグ14試合(先発12)に出場し、1得点をマーク。同1部バルセロナ下部組織出身でかねてライバルとされてきた久保とも共闘している。

 スペイン紙「アス」によると、昨季のフランス王者リールはチームの10番を背負うFWジョナタン・イコネがイタリア1部フィオレンティナへの移籍が濃厚となっており、その代役として、バレンシア時代から関心を示し、調査を続けていた李をリストアップしているという。

 リールは今季の欧州チャンプオンズリーグの1次リーグを突破し、決勝トーナメント進出を決めている。李にとっても大舞台で戦えるのは大きな魅力。冬の移籍市場でフランス行きを決断する可能性もありそうだ。