早くも銅像が建つ? イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(23)が2―0で勝利したウェストハム戦(15日=日本時間16日)後、スタンドの最前列にいた女性に自身が来ていたユニホームを贈った行動が大きな話題となっている。

 今季アーセナルに加入した冨安は、すぐにレギュラーに定着すると、堅実な守備と1対1での強さを発揮し、チームの躍進に貢献。ミケル・アルテタ監督からも絶大な信頼を得ている。ウェストハム戦でも大活躍を見せた。
 
 その試合で女性ファンにユニホームを手渡したことに、英メディア「HITC」は「彼はフルタイムを走っても広告看板を乗り越えてサポーターにユニホームを渡す元気があった。冨安からサポートを認められた女性が喜んでいたのは明らかだ」と伝えている。

 また、同メディアによると、サポーターの間で冨安人気が急上昇しているという。SNSなどに書き込まれたファンの声を紹介し「今までの右サイドバックに比べてアップグレードした」「見ろ!彼女の笑顔を」「選手とサポーターがつながる瞬間は愛おしい!」「すでにレジェンドだ」「美しい時間だった」と冨安の行動が絶賛されていると指摘。

 さらに「彼の銅像を建てよう」と、その功績をたたえる意見も出ていた。

 アーセナルに加入してまだ3か月余り。チームを上位に導いているプレー以外の面でもサポーターに愛される存在になったようだ。