ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)が、年内最終戦となる17日のボルフスブルク戦で〝メモリアルゴール〟を挙げた。3―0の後半42分、左足のジャンピングボレーで決めてみせた。

 勝敗を左右する得点ではなかったが、記録的な価値はある。これでレバンドフスキは、代表戦も含めて2022年に69得点目とし、スペイン1部レアル・マドリード時代の2013年にポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが記録した年間ゴール数に並んだ。

 ただスペイン1部バルセロナでプレーしていた12年にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが年間91ゴールという驚異の数字を残している。またリーグ戦にフォーカスすると、今年決めた43ゴールは、1972年に達成したゲルト・ミュラー氏の記録を更新し、新記録となった。

 まさに得点を取りまくった1年となったが、フランスのサッカー専門誌「フランスフットボール」が選定する世界最優秀選手賞「バロンドール」受賞を逃し、2位(受賞はメッシ)に終わった。ちなみに12年はメッシ、13年はC・ロナウドがバロンドールに輝いている。