フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(28)の妻で代理人のワンダ・ナラが来年1月の移籍についてイタリア1部ユベントスと会談したと、フランスメディア「フットメルカート」が伝えている。

 イカルディはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの加入で今季出番が激減し、ここまでリーグ戦で先発6試合にとどまっている。同メディアによると、モデルとしても活動するワンダ・ナラはユベントスのアンドレア・アニェッリ会長と会い、PSGからレンタルで加入することについて交渉を行ったという。

 今季のユベントスは、昨季のリーグ得点王となったポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍した影響もあって、ここまで17試合で23得点と得点力不足に悩まされ、リーグ7位に低迷。後半戦に向けて強力ストライカーの確保が急務とされている。

 すでにユベントスではマンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニやイタリア1部フィオレンティーナのセルビア代表FWドサン・ブラホビッチに注目しているが、獲得を狙うライバルクラブが多いこともあって、イカルディを最優先に交渉を進めていく構えのようだ。