フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)で不満を募らせるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)に、スペイン1部バルセロナ移籍が急浮上してきた。

 ドンナルンマは今夏にPSGへ鳴り物入りで入団したが、ポチェッティーノ監督はGKケイラー・ナバスを重用。まさかの第2GK扱いに不満を募らせており、代理人のライオラ氏がクラブ側に退団もちらつかせている状況だ。

 そうした中、スペインメディア「フィチャージェスネット」は、GKマルクアンドレ・テアシュテーゲンの放出を決めたバルセロナが獲得に動いていると報じた。

「イタリアのGKは2026年まで契約を結んでおり、彼の価格は高すぎる。だがPSGでの状況にうんざりしており、逃げ道を探していることも事実だ。バルサはドンナルマのPSGとの給与に関して、50対50で交渉しようとしている。ドンナルンマにとって素晴らしい選択肢となり、バルセロナにとっても実行可能な選択肢以上のものになる」と指摘。PSGはドンナルンマをフリーで獲得したため移籍金がかかっておらず、放出する際は移籍金にさほど固執しないものとバルセロナ側は踏んで獲得に動いているようだ。

 ドンナルンマの意思次第で、名門への電撃移籍も十分にありそうだ。