イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(28)を巡って大争奪戦がぼっ発し、DF史上最高額となる年俸2400万ユーロ(約31億円)が交渉ラインとなりそうだ。

 英紙「デーリー・メール」は「リュディガーが欧州で最も高い報酬を受けるDFになるだろう。来年の夏にフリーエージェントでチェルシーを離れれば、週給で現在の4倍にあたる40万ポンド(約6000万円)を受け取ることになるだろう」と報道した。

 リュディガーの現在の週給は10万ポンド(約1500万円)で、年俸換算では600万ユーロ(約7億8000万円)。契約が切れる来夏はその4倍にあたる年俸30億円超えをリュディガー側は見据えているという。

 チェルシー側は契約延長で昇給となる場合は1.5倍が限界との方針を示しているようで、希望額との開きは大きく退団が必至の情勢。「欧州のビッグクラブはリュディガーに年俸4倍まで支給する意思がある。レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘン、ユベントスなどが並んでいる」と名だたるビッグクラブの間で大争奪戦に発展している。

 ドイツ代表の守備職人を巡って、壮絶なマネーゲームが展開されそうだ。