フランス1部パリ・アンジェルマン(PSG)のレオナルド・スポーツディレクター(SD=52)は、来年1月の移籍市場で所属選手7人を放出する準備に入った。

 同国メディア「フットメルカート」によると「選手が多すぎると認識しているPSGとレオナルドSDは、特に今冬に少し新しい選手を獲得するという考えから、クラブの豊富な戦力を少し軽くしようとしている」とし、既存メンバーの〝人員整理〟に取り組む方針で最大7人を他クラブに送り出したいという。

 GKではイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの加入で出番がなくなったスペイン出身のセルヒオ・リコが候補で「経営陣はスペインへの帰還を望んでいる」と指摘。DFもセルヒオラモスの復帰で余剰人員が出ており、ティロ・ケイラーとアブドゥ・ディアロについては「オファーがあれば受け入れる」とし、ライバン・クルザワは「イングランド・プレミアリーグに上陸する可能性がある」と報じた。

 攻撃陣では、アルゼンチン出身のMFレアンドロ・パレデスのイタリアクラブ入りが濃厚。ブラジル出身のMFラフィーニャには「移籍を宣告した」という。またアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディも放出候補で、同メディアはイタリア1部ユベントス、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル、スペイン1部バルセロナへ移籍する見込みと伝えている。