スコットランド・プレミアリーグ、セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)が2日のハーツ戦で挙げた決勝点が論争を引き起こしてしまった。

 前半33分に右クロスに右足で合わせて得点ランキング首位に並ぶリーグ8得点目をマーク。これが決勝点となってセルティックが勝利したが、英放送局「BBC」によると、相手のロビー・ニールソン監督がオフサイドだと、かみついた。「私はそれを見たていたが、誰もがオフサイドだと同意するだろう。われわれにもチャンスがあったが、非常にお粗末な審判にやられてしまった」。

 アンジェ・ポステコグルー監督は、相手指揮官のコメントに対する感想を問われると、こう反論した。「理解することはできない。あの試合をレフェリーが決めたと思う人がいたら、私とは違う試合を見ていたのでしょう」。続けて「彼には彼の分析がある。彼は自分の望むようにそれを伝えることができるし、私も自分が望むようにそれを伝えるだろう」と語った。

 微妙な状況だったかもしれないが、認められた得点であるのは間違いない。それがわかっているにもかかわらず、敗戦の悔しさから思わず口にしてしまったのだろうか。