ドイツ1部ドルトムントがノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)の来季残留に向けて現年俸の2倍を提示する計画を立てていると、ドイツメディア「スカイスポーツ」が伝えている。

 欧州ビッグクラブが熱視線を注いでいるハーランドは、ドルトムントと結んだ契約により来年夏から移籍金が7500万ユーロ(約96億8000万円)と〝格安〟に設定されるため、退団が確実と報じられている。しかし同メディアによると、ハーランドを引き留めたいドルトムントは「あらゆる力を尽くしている」という。

 スカイスポーツは「情報によると、ドルトムントは現在ハーランドを残留させるためのパッケージをまとめている。現給与の800万(約10億3000万円)から900万ユーロ(約11億6000万円)を1600万(約20億6000万円)から1800万ユーロ(約23億2000万円)の2倍にする。それにより移籍金設定の発効を1年延期させる予定」と報じている。

 すでに来夏に向けてはイングランド・プレミアリーグのチェルシーやリバプール、スペイン1部レアル・マドリード、バルセロナなどビッグクラブが獲得に動くとみられている中、敏腕代理人ミノ・ライオラと契約するハーランドはドルトムントの新提案にどんな結論を出すのだろうか。