日本の至宝が意外なところで世界的スーパースターの仲間入りを果たした。2022年11月に開幕するカタールW杯に向けて各大陸予選が終盤戦を迎えている中、英紙「デーリー・スター」が「W杯で見られないかもしれないスター選手」を特集した。

 同紙は「いくつかの興味深い結果により、来年のカタールで輝くチャンスを逃す可能性に直面しているスーパースターが数人いる」とし、欧州予選でプレーオフに回ったイタリア代表MFジョルジーニョ(チェルシー)、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)の名前を挙げた。

 その上でアジア最終予選で苦戦する日本代表のMF久保建英(20=マジョルカ)も同列で伝えている。日本代表は現在2位でW杯出場圏内に浮上したが、同紙は「W杯に6回参加のアジアの巨人である日本」がW杯出場の危機にあるとし「日本で有望なウインガーの久保はマジョルカでプレー中。レアル・マドリードの契約選手である久保は、レアルとバルセロナの間で契約を争ったほどだが、カタールでは彼に会えないかもしれない」と、世界的スター選手と並んで紹介した。

 日本代表ならば10番を背負い、イングランドの名門クラブ所属するMF南野拓実(リバプール)やイングランド・プレミアリーグで評価を高めているDF冨安健洋(アーセナル)、また欧州でも注目度が高まっているFW古橋亨梧(セルティック)の名前が出ても良さそうだが、英メディアは〝日本のスターは久保〟と認識しているというところか。