ベルギー1部シントトロイデンのFW鈴木優磨(25)が、同国紙「ヘット・ニュースブラッド」のインタビューで今夏の移籍騒動を語った。

 鈴木はインタビューの中で「イタリアのクラブが候補に挙がっていたが、移籍期限の最終日に、シャルケとの間で交渉が進み、クラブ間で合意し、僕とも合意した。全ての書類にもサインしたが、間に合わず、正式契約に至らなかった」と明かした。

 今季はドイツ2部となっているシャルケだが、鈴木のモチベーションは高かったようだ。「シャルケは過去に内田篤人さんがいたので、日本でもよく知られているクラブ。篤人さんが背負っていた22番をつけることになっていた」と具体的な話まで披露した。

 昨季17得点をマークした鈴木は今夏のステップアップを目指し、イタリア1部クラブを第1希望とし、そのほかドイツなどのクラブへの移籍を模索。しかし移籍期限まで最終的に交渉がまとまらず、シントトロイデン残留となっていた。

 来年1月の移籍については「上のリーグを目標にしているが、誤解してほしくないのは自分はシントトロイデンにいられて幸せだということ。今は100%ここに集中し、移籍のことはクラブに任せている」と語った。