バイエルンMのカタール航空とのスポンサー契約延長にサポーターが反対運動

2021年11月14日 15時53分

ルンメニゲ前CEO(ロイター)
ルンメニゲ前CEO(ロイター)

 ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンで、メーンスポンサーのカタール航空との巨額契約延長を巡ってサポーターによる反対運動がぼっ発して大きな波紋を呼んでいる。

 スペインメディア「ミオトラリーガ」などによると、バイエルンMはカタール航空とメーンスポンサー契約を結んでおり、2011年からカタールで合宿を開催するなど同国との蜜月関係で知られている。現在はカタール航空との契約延長交渉が行われており、今月中に総額8500万ユーロ(約111億4000万円)の巨額契約が締結される見込みだ。

 しかし、バイエルンMのサポーターがカタールとの〝ズブズブの関係〟に反対を表明。6日のホームでのフライブルク戦ではサポーターが巨大バナーを掲示。クラブのオリバー・カーン会長とヘルベルト・ハイナー社長の絵とともに「金のために何でもきれいに洗う」との言葉と血に染まった服を洗濯機に放り込んで洗っている様子が描かれた。この衝撃的なバナーは、国営のカタール航空からスポンサーを受け入れることで、カタールW杯の会場建設で問題視されている人権侵害に加担することになるとの批判を表したものだ。

 名門での騒動は波紋を広げているが、カールハインツ・ルンメニゲ前CEOはドイツの放送局「西部ドイツ放送」に対して「バイエルンMはカタール航空と提携しており、この契約のおかげで私たちはたくさんのお金を手に入れているんだ」とクラブにとってカタール航空の存在が重要であることを強調。火消しに躍起になっている。

 ただ、サポーターの反対運動は高まりを見せており、今後は不買運動や応援自粛などにつながる可能性も。ドイツ屈指の名門に激震が走っている。

関連タグ:

ピックアップ