ヒザを負傷してリハビリ中のスペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)の復帰時期を現地メディアが報じた。

 久保は9月22日のレアル・マドリード戦でヒザを負傷してリハビリを続けている。最近は徐々にトレーニングメニューを増やす中、気になる復帰の見通しについてスペインメディア「OKディアリオ」が伝えた。

「クラブはタケの復帰のために2つの選択肢を用意している。まずは最も楽観的なものが、12月4日のアトレチコ・マドリード戦で招集メンバーに入ること。次は、より慎重を期して来年の1月2日に行われるバルセロナ戦まで待つことだ」との見解を示した。

 そのうえで「今のところ回復は順調に進んでいる。それでも、ルイス・ガルシア監督にとって最も価値のある選手が再発することは本当の大惨事になるため、タケのリスクを最小限に抑えることになる」と同メディアは指摘。クラブ側は久保の今後のサッカー人生を見越して復帰にはより慎重な方針を採るとみられ、年内の復帰は見送る可能性が出てきた。

 久保の回復の行方に大きな注目が集まる。