イングランド・プレミアリーグのトットナムを率いるアントニオ・コンテ新監督(52)がイレブンの食事制限に乗り出したと、スペイン紙「マルカ」が伝えている。

 名門クラブの指揮官に就任したコンテ氏はチームが低迷する理由について「選手をより良い状態にするため栄養面に多くの変更を加えることで時間をムダにしない。選手たちが太り過ぎているため、食べるものを減らす必要ある」とし、ケチャップとマヨネーズの使用を禁止し、クラブ食堂から排除したという。

 さらに「サンドイッチやその他の重いメニューも過去のものになり、クラブの厨房ではバターとオイルの使用も削減される。選手たちはフルーツを食べるように推奨され、一緒に食べる昼食ではフルーツジュースが与えられる」と報じている。

 コンテ監督は0―0で引き分けた初陣のエバートン戦(7日)後に「私は正直でなければならない。私たちは多くのことを変える必要がある」とし「私のサッカーのアイデアを理解するには、すべてのプレーヤーが体調を改善するために努力する必要があります」と宣言していた。

 かねてスパルタ指導で知られる指揮官だが、イレブンには通常よりも長い時間のトレーニングを課し、フィジカル面の強化を要求。戦術面でも細かな指示を出しており、熱血指導でチーム再建を実現する構えだ。