フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ(33)の獲得に乗り出した。

 フランスの移籍情報専門メディア「10スポルト」は「PSGが2022年の夏にベンゼマと契約することを考えている。ナセルアル・ケライフィ会長がフランス人ストライカーを獲得することを夢見ている」と報じた。

 今季のベンゼマはスペイン1部で得点ランキングを独走する10ゴールを量産。復帰を果たしたフランス代表でもエースとして活躍しており、早くもバロンドール(世界最優秀選手賞)の獲得に期待が集まっている。

 PSGはエースFWキリアン・エムバペ(22)が来夏にRマドリードへの流出が濃厚となっており、意趣返しとしてベンゼマの獲得を狙っているようだ。

 ベンゼマはRマドリードと今夏に2023年夏まで契約延長したばかりだが、母国のビッグクラブであるPSGが破格オファーを提示して三顧の礼で招へいする構えだ。