元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏(36=現ダービー監督)が、かつてエースとして活躍したイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの現役選手たちに苦言を呈した。

 24日のホーム・リバプール戦で0―5で歴史的大敗を喫し、オーレグンナー・スールシャール監督の責任問題が盛んに指摘され、解任ムードがさらに加速している。そんな中、英紙「エクスプレス」によると、ルーニー氏は選手側の責任も大きいとした。

「選手たちにも大きな責任がある。彼らはワールドクラスの選手であり、国際的な選手。マンチェスターUのようなクラブではそんな資質がさらに必要なんだ」

 続けて「選手たちはもっと傷つく必要があるし、試合に負けたときにどれだけ傷つくかを感じる必要がある。それにクラブのために全てをかけてプレーする選手があまりにも少なく、それは許されることではない」と指摘。マンチェスターUが思うような結果を得られないのは、覇気のない一部選手によるところも大きいわけだ。イレブンは負けが許されない30日のトットナム戦で元エースの言葉に結果で反論できるか。