スペイン1部レアル・マドリードが来年1月にオープンする冬の移籍市場で選手3人を売却するプランを立てていると同国メディア「FICHJES・NET」が伝えている。

 同メディアは「次の移籍市場で最も多くの変化を起こすことを計画しているチームの一つがレアルマドリードだ。この冬にカルロ・アンチェロッティ監督の計画に参加していない何人かのプレーヤーを放出したい」と、指揮官の構想外となっている選手を整理したい意向という。

 その一人がセルビア代表FWルカ・ヨビッチで昨季もドイツ1部Eフランクフルトに期限付き移籍していたストライカーで「ヨビッチにはチャンスが一つもない。またチャンスがあったとしても、それを利用できない。彼のパフォーマンスは期待通りではなく、イタリアとドイツからオファーがある」と報じた。

 2人目はドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスで「夏には(スペイン1部)ラヨ・バリェカノ入りが迫っていた」とし、3人目のウェールズ代表FWガレス・ベイルについては「サンティアゴ・ベルナベウ(本拠地スタジアム)に滞在することは意味はない。パフォーマンスの問題と怠慢の結果として何も貢献できていない」と指摘している。

 かねてRマドリードでは3人の放出をもくろみながらも、これまで実現できていない。半ば〝不良債権〟となっており、この冬の移籍市場で決着をつけたいところだが、果たしてうまくいくのだろうか。