フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバペ(22)とスペイン1部レアル・マドリードが来季の加入で合意したと現地で報じられた。

 英スポーツ専門放送局「イレブンスポーツ」で移籍情報を専門とするジャンルカ・ディマルツィオ氏が「エムバペはすでにRマドリードと契約を結んでいる。だが、1月まで署名はできない。サンチャゴ・ベルナベウ(Rマドリードの本拠地)に行くことを決意したキリアンの最終決定を変えることができるのは、奇跡だけだ」とよほどのことがないかぎり入団合意が覆ることはないとしている。

 さらに同氏は「Rマドリードはエムバペと契約を結び、さらにFWエーリングブラウト・ハーランド(ドルトムント)ともサインしたいと考えている。来年の夏に2人を入団させることがクラブにとって最優先事項だ」と指摘。エムバペを水面下で〝確保〟したことで、今後はハーランド獲得に全力を注ぐ構えだ。

 名門が銀河系軍団の再構築へいよいよ本気モードだ。