イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の別荘が違法建築だと指摘され、取り壊さざるをえなくなった。

 英紙「サン」によると、C・ロナウドは、ポルトガル北部ゲレスという町に建てた230万ポンド(約3億6000万円)の別荘の敷地内に家政婦用と思われる別館を建設し、テニスコートも設置したが、これが間違いだった。地元の責任者であるマニュエル・ティボ氏は「C・ロナウドは我々に建築計画を提出して承認を得て、建築許可を得ていた地域に物件を建設したが、許可されたエリア外にも建設しており、そこまで大きな話ではないとはいえ、違法行為だ」と指摘した。

 これを受けてC・ロナウドは、別館とテニスコートの取り壊しを申請した後、承認され、来年3月まで猶予を与えられた。先月には、ポルトガル・リスボンにあるマンションに設置した見晴らし台をめぐって、設計者の怒りを買って法的措置を取ると脅され、撤去したこともあった。本業でも24日のリバプール戦で0―5で大敗し、試合中にイライラを募らせて競り合って倒れた相手をボールごと蹴りつけて警告を受けた。現状ではピッチ内外で落ち着ける状況ではないようだ。