男子テニスのラファエル・ナダル(35=スペイン)がサッカーの世界最優秀選手賞「バロンドール」有力候補とされるスペイン1部レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマ(33)を猛プッシュした。

 かねてRマドリードの熱狂的なファンとして知られているナダルは26日(日本時間27日)に自身のツイッターを更新し「私は彼を選手としての称賛しています。彼の年齢でもスポーツへのコミットメントを示し、プロフェッショナルイズムに取り組んでいます。幸運を。私は2021年のバロンドールでベンゼマを応援している」と書き込んだ。

「フランスフットボール」誌が選定する世界最優秀選手賞バロンドール。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で選考がなかったため、2年ぶりとなる中、8日に30人のノミネート選手が発表。フランス1部パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマの受賞が有力視される。

 今年はすでに投票が締め切られて、11月29日に発表の予定。ナダルのメッセージが直接、タイトルレースに影響することはないものの、世界的な知名度を誇るスーパースターからの支援はベンゼマにとって大きな励みになるはずだ。