フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の同国代表FWキリアン・エムバぺ(22)がイングランド・プレミアリーグのニューカッスルから年俸5000万ユーロ(約66億5000万円)のオファーを受けたと、スペインメディア「デフェンサセントラル」が伝えている。

 総資産48兆円のサウジアラビア公共投資基金(PIF)などが支援する共同事業体によって買収され〝世界一リッチ〟なクラブとなったニューカッスルは20日にスティーブ・ブルース監督を解任。今後は名将の招聘とともに、豊富な資金を駆使し、ビッグネームの戦力補強を進めていくことになるが、なんとエムバペにもオファーを提示していたという。

 同メディアは「Rマドリードに行きたがっているフランス人ストライカーは、ニューカッスルから年間5000万ユーロのオファーで誘惑されている。(スペイン1部)レアル・マドリードから得られる金額(推定2000万ユーロ=約26億6000万円)の2倍以上の金額について話しているが、プレーヤーは新しい金持ちクラブのプロジェクトに少しも関心を示していない」と報じている。

 もちろん、かねて移籍先の本命とされているRマドリード入りを熱望しているためで「エムバペは考えを変えるつもりはない。彼の計画はPSGを離れてRマドリードに加入することだ。ニューカッスルから億万長者になれる申し出さえ、彼の決定を揺るがなかった」と伝えている。