スペイン1部バルセロナのフランス代表FWウスマヌ・デンベレ(24)にイタリア1部の強豪ユベントス行きが浮上した。

 デンベレは2017年に入団したが負傷や不振で期待ほどの活躍ができず、現地ファンから批判が高まっている。さらに、日本遠征時にホテルスタッフに対して人種差別発言を行っていたことも発覚し大騒動となった。

 バルセロナ側は来夏の契約満了を前に放出を検討しており、来年1月の移籍に向けて動いている。そうした中で有力候補になってきたのがユベントスだ。

 スペインの移籍専門メディア「トードフィチャージェス」は「デンベレの将来は明確になり始めている。数か月前から進んでいる情報によると、ユベントスがフランス人ウインガーの契約を検討している」と報じた。

 イタリア屈指の名門は今季開幕から出遅れて現在7位。シーズン後半の反攻へ向けてデンベレに白羽の矢を立てたようだ。

 バルセロナでは問題行動ばかりが目立ち「クラブの歴史の中で最も悲惨な契約になる可能性がある」とこき下ろされたデンベレ。イタリアの名門で汚名返上できるか、それとも再びトラブルを起こすことになるのか。