スペイン1部レアル・マドリードとフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、フランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の弟を巡って激しい火花を散らしている。

 Rマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「フロレンティーノ(・ペレス会長)はこれ以上のトラブルを望んでいないが、彼はエムバペの弟であるイーサンとも契約しようとした」と報じた。

 エムバペの弟のイーサンは現在15歳で、6月末にPSGが2024年までの契約を発表。下部組織でプレーしている。Rマドリードは以前からイーサンの獲得に動いており、PSGと契約した現在はいったん静観しつつも獲得をまだ諦めておらず今後も引き続き狙っているという。

 イーサンは将来性が高く評価されていることに加え、RマドリードとPSGは兄であるエムバペを巡って激しい綱引きを展開しており、弟との契約も簡単には引けない状況があるようだ。「RマドリードとPSGの関係は緊迫している」と同メディアは指摘。両クラブの意地がエムバペ弟にも波及している。