オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督(58)が、J1広島時代の元同僚である森保一監督(53)率いる日本代表の撃破に自信をみなぎらせた。

 カタールW杯アジア最終予選でカギとなる日本戦へ向けて「私たちが集中しなければならないのは自分たちにだ。明日は自分たちの選手が素晴らしいパフォーマンスをしてくれるだろう。必ず勝ち点3を取るための仕事をする。日本がどうだとかこうだではなく、自分たちのことだけにフォーカスしたい」と自らのチームの調整に集中していると語った。

 それでも、アーノルド監督には日本を熟知している強みがある。

「日本は本当にサッカーに強い国。私もサンフレッチェ広島でプレーしたし、日本のことをよく知っている。私たちの選手の中には、いま日本でプレーしている選手もいる。そうした私の体験や知識、選手の持っている日本の体験や知識を合わせて、明日の試合は非常にわくわくしたものになると予想している」と自身を含めて〝知日派〟が多いことを強調。日本の対策はバッチリだと言わんばかりに自信を漂わせた。

 日本にとっては相手指揮官も大きな脅威となりそうだ。