カタールW杯がワクチン接種義務化を検討 5人が接種拒否のイングランド代表に影響か

2021年10月02日 14時39分

ガレス・サウスゲート監督(ロイター)
ガレス・サウスゲート監督(ロイター)

 2度目のW杯制覇を狙うイングランドが大混乱に陥った――。2022年に開催されるカタールW杯でイレブンやコーチングスタッフに新型コロナウイルスのワクチン接種が義務化される計画があると、英紙「サン」が報じている。

 同紙は「来年のカタールW杯の主催者はワクチン接種を受けていないすべての選手を出場させない計画を立てている」と伝えた。英国内ではワクチン接種に賛否両論が出ているとし、個人の事情で未接種の人も多いと指摘している。また、今夏に開催された東京五輪は義務化されておらず、ワクチン未接種のアスリートも出場していた。

 ただ、W杯で義務化が検討されていることでイングランド代表の戦いにも支障が出かねないという。同紙は「イングランド代表のW杯メンバー候補で、少なくとも5人の選手がワクチン接種を拒否していることが明らかになり、ガレス・サウスゲート監督の計画は混乱に陥っている。3人は(準優勝した)夏の欧州選手権で主役を演じたシニアプレーヤーだ」と伝えている。

 また、英政府がワクチン接種を国民に求めたことからサウスゲート監督もイレブンに推奨していたとし「接種をめぐってチーム内に亀裂が生じる可能性があることをサウスゲート監督は恐れている」と報道。一方で、英スポーツ大臣のナイジェル・ハドルストン氏は「おそらくオンラインでの誤った情報のために、ワクチン接種を望まないサッカー選手がいると聞いてがっかりしている」と語ったという。

 FA(イングランドサッカー協会)のスポークスマンは「今後のイングランド代表の準備は通常通り続けられます」とコメントしたが、カタールW杯に向けてワクチン接種をめぐる混乱が各地で広がりそうだ。

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