C・ロナウドがチームにもたらす〝依存症〟 ユベントスのイタリア代表DFボヌッチが指摘

2021年09月30日 15時03分

鍛え上げられた肉体を誇示するC・ロナウド(ロイター)
鍛え上げられた肉体を誇示するC・ロナウド(ロイター)

 イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)は、スーパースターであるが故の〝マイナス効果〟をもたらすとの指摘が飛び出した。

 イタリア1部ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは米メディア「アスレチック」のインタビューで2018年夏から3シーズンにわたってロナウドとチームメートだったことを踏まえて、こう振り返った。

「クリスチアーノの存在はわれわれに大きな影響を与えた。彼と一緒に練習するだけで何かが得られるのに、選手たちは無意識のうちに彼の存在だけで試合に勝てると思い始めた。謙虚さや犠牲心、日々チームメートのために尽くす気持ちなどが、日々の仕事で少し物足りなくなっていった。彼にボールを渡せば試合に勝てるということが当たり前になっていたのかもしれない」

 シーズンを重ねるごとにC・ロナウドへ依存する選手が増えていったが、いくらスーパースターでも一人ので勝てるほどサッカーは甘くない。その結果、リーグ10連覇を逃した昨季につながったわけだ。ボヌッチは「クリスチアーノは、われわれが彼を必要とするのと同様に、チームを必要としていた。たとえ個人が地球上で最高の選手であっても、個人を高めるのはチームなのだから」と自戒をこめて語った。

 そんな頼みの綱だったC・ロナウドが去った後、今季のユベントスは〝依存体質〟からの脱却に苦戦している。リーグ6試合でわずか2勝(2敗2分け)で10位と低迷。マンチェスターUもいつかC・ロナウドと再びの別れを迎えるだけに、頼りすぎは禁物のようだ。

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