イングランド・プレミアリーグのマンチェスターシティーを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督(50)がエースストライカー不在を嘆いていると英紙「デーリー・メール」が報じている。

 マンチェスターCは昨季限りでアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが退団し、スペイン1部バルセロナに移籍。今季に向けてチームの軸となるエースストライカーの加入を熱望し、同リーグのトットナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの獲得に照準を定め、移籍金1億5000万ポンド(約226億5000万円)を提示したものの失敗。

 さらにイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの獲得に動くも、土壇場でマンチェスター・ユナイテッドにさらわれてしまった。

 同紙によると、そんな経緯から指揮官はストライカー不足を嘆き「チェルシー(ベルギー代表FWロメロ・ルカク)、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、その他のチームのような他のチームが持っているこの武器がない。自分で25ゴールを決める選手がいないので、チームでやらなければならない」と強調したという。

 さらに「クラブは今後数年間でストライカーが必要であることを知っていると思う」と、来夏に向けて大物ストライカーの獲得に動くことを宣言した。

 同紙によると、来年の夏にドイツ1部ドルトムントのエーリングブラウト・ハーランドの獲得に乗り出すという。今夏の失敗を糧に大物補強を実現できるだろうか。