フランス1部パリ・サンジェルマンのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(22)が、わずか1年でイタリアに復帰する可能性が出てきた。同国紙「コリエレ・デラ・セーラ」が来夏にイタリア1部ユベントス入りする見通しを報じた。

 イタリア代表正守護神として欧州選手権を優勝に貢献し、昨季限りで同国1部ACミランとの契約を満了した身でスター軍団・パリSG入り。ここまでは順調だったが、シーズンが開幕すると、コスタリカ代表GKケイロル・ナバスの控えに甘んじる予想外の状況に直面した。

 自身がファーストチョイスになると信じて疑わなかっただけに、ベンチからチームメートのプレーを眺めるのは不満でしかない。

 もちろん序列を覆すべく今季は努力するつもりでいるというが、レギュラーポジションを獲得できなければ、同紙が指摘する移籍を選択するというわけだ。そこで有力候補に挙がるのがユベントスだという。

 ユベントスはスタメンで出場しているポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーに満足しておらず、守護神獲得を視野に入れている。

 しかも代理人を務めるミノ・ライオラ氏と関係が深い。ドンナルンマは鳴り物入りで入団したクラブをわずか1年で去ってしまのだろうか。