スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)の衝撃の〝松葉づえ姿〟を現地メディアが報じた。

 久保は22日に行われたレアル・マドリード戦で前半のみで途中交代。試合後にルイス・ガルシア監督は「タケはヒザに問題を抱えている。もともと彼を代えようと思っていたが、最終的にはタケからヒザに違和感があると言われた」と負傷による交代だと説明した。

 マジョルカの現地メディア「ウルティマオラ」は、久保が負傷後に宿舎の入り口で松葉づえを使って慎重に歩く様子を写真付きで報道。「サンチャゴ・ベルナベウ(試合会場)での屈辱的な敗北の後、マジョルカの宿舎ホテルに松葉づえで入る久保の画像は、すべての警鐘を鳴らした。松葉づえを抱えて階段を上ろうとする久保が現れたとき、すべてのアラームが点灯した」と痛々しい様子を伝えている。

 同メディアは「ケガの程度は今のところ不明だが、次の日曜日のオサスナ戦でガルシア監督が久保を使える可能性は低いようだ」と少なくとも次戦は欠場する見込みだ。

 当面は負傷の回復が先決だけに、次戦欠場となれば10月にカタールW杯アジア最終予選のヤマ場となるサウジアラビア戦(7日)とオーストラリア戦(12日)に臨む日本代表への招集は見送られる公算が高そうだ。