ベルギー1部でFW鈴木武蔵(27)が所属するベールスホットは21日、解任したペーター・マース監督の後任としてアルゼンチン出身のハビエル・トレンテ監督(52)が就任すると発表した。

 今季未勝利(1分け7敗)でリーグ最下位に低迷するベールスホットはFW鈴木優磨ら日本選手が7人所属するシントトロイデンに敗戦後の8日にマース監督を解任し、暫定監督がチームを指揮していた。

 クラブの公式ホームページによると、トレンテ監督は2002年日韓W杯でアルゼンチン代表を指揮した鬼才マルセロ・ビエルサ監督(現リーズ監督)の右腕としてヘッドコーチを務めた指導者という。

 ベールスホットで10番を背負う鈴木は、ここまで7試合に出場(先発4)し、無得点と結果が出ていない。8月15日のスタンダール戦から先発を外れ、暫定監督の元で臨んだ18日のオーステンデ戦に今季初のフル出場を果たしている。チームが低迷する中、自身もゴールがない状況で新監督のもと、再浮上できるだろうか。