フランス1部パリ・サンジェルマンは21日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)の負傷に関する情報を発表した。メッシは19日のリヨン戦で左膝を強打し、この日の朝にMRI検査を受け、骨挫傷の兆候が確認されたとし、この検査から48時間後にフォローアップの検査を行うという。

 メッシはリヨン戦で1―1の後半31分にマウリシオ・ポチェッティーノ監督に交代を命じられると不満をあらわにして握手を拒否。地元メディアでは両者の対立が深まるとの臆測を伝えていた。指揮官は試合後の会見で「決定を好むかもしれないし、好まないかもしれない。しかし、われわれは決定を下さなければならない」と語っていたが、スペイン紙「マルカ」は試合翌日の20日に「メッシ本人は大丈夫だと言ったが、交代は左膝の痛みによるものだった」と報じていた。

 それを裏付けるようなクラブの発表。幸い負傷は軽傷だというが、シーズンは長いだけに、無理は禁物ということか。