イングランド・プレミアリーグのリバプールが来夏の獲得ターゲットにドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)をリストアップしたと、スペインメディア「FICHAJES・NET」が伝えている。

 リバプールはかねてパフォーマンスの低下が懸念されているブラジル代表FWロベルト・フィルミノに代わるセンターフォワードを探していたが、同メディアによると「最強のプレミアリーグクラブに対抗するため、リバプールは次の夏の移籍市場でレバンドフスキをパズルの欠けている部分に組み込む」とし、来夏の獲得候補にリストアップしたという。

 これまでFWディポッグ・オリギや日本代表MF南野拓実を含めて、多くの選手を試してきたが「ユルゲン・クロップが期待するレベルでは機能していない」とあって昨季の欧州最優秀選手に白羽の矢を立てた。同メディアは、ドイツ1部ドルトムント時代でレバンドフスキを指導していたクロップ監督の強い意向があったと伝えている。

 その一方で、レバンドフスキはBミュンヘンに来夏の退団を求めるなど新天地を探しており、世界最高峰リーグでかつての監督と再びタッグを組むことも十分にありそうだ。ただ、欧州最強FWが加入することになれば、今季まだ公式戦で出番のない南野が押し出される可能性も出てくる。

 昨季サウサンプトンへレンタルに出されたように、南野は名門クラブで苦戦しているが、今季こそ真価を発揮し、存在感を高められるか。