元ブラジル代表FWのペレ氏(80)が結腸の腫瘍を取り除く手術を受けたと、自身のSNSで発表した。英「BBC」など各メディアが伝えている。

 重病説が報じられていたペレ氏は8月31日に自身のインスタグラムを更新し「私はとても健康だ。(新型コロナウイルスの)パンデミックのためにできなかった定期検査に行った。日曜日はプレーしないと言っておこう」などと書き込み、冗談を交えながら噂を否定していた。

 そんなペレ氏は6日にインスタグラムに腫瘍を除去する手術を受けたとし「幸いなことに、私はこの試合に笑顔で向き合っており、家族や友人の愛に囲まれて生きるため、多くの楽観主義と喜びを感じています」とし「とても気分が良く、ファビオ博士とミゲル博士が私の健康を管理してくれたことを神に感謝します」と、報告した。

 ブラジル代表としてW杯を3度(1958、62、70年)を制したペレ氏は近年、健康問題が取りざたされている。地元メディアによると、2015年には前立腺の手術を受け、19年には尿路感染症で入院するなどここ7年で7度の手術を受けているという。