ハリルホジッチ元日本代表監督がギニアクーデターの恐怖体験語る

2021年09月06日 16時43分

ハリルホジッチ氏(東スポWeb)

 元日本代表監督で現在はモロッコ代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督(68)が、ギニアで発生した軍事クーデターに巻き込まれた〝恐怖体験〟を語った。

 モロッコ代表は7日に予定されていたカタールW杯アフリカ2次予選ギニア戦に臨むため当地に滞在していたが、5日に軍によるクーデターが起き、首都コナクリの大統領官邸付近で銃撃戦などに発展した。

 軍がコンデ大統領を拘束して政権を掌握し、国境の閉鎖を宣言したことでモロッコ代表チームも身動きが取れなくなった。ハリルホジッチ監督がその様子について、フランス紙「レキップ」に激白。「我々はホテルにいるが、一日中近くで銃声が聞こえる。大統領官邸は我々のホテルからそれほど遠くないんだ。通りには人があまりおらず、兵士が通りを横切って走っているのを見た」と緊迫した状況を明かした。

「今立ち往生しており、空港へ行く許可を待っている。飛行機が我々を待っているが、出発することができない。空港に着くまで45分から1時間かかる。外で銃声が聞こえており、安全が保証されていない」と危機的状況に見舞われた。

 その後チームは無事に出国できて事なきを得たが、まさに九死に一生の出来事。それでもハリルホジッチ監督は旧ユーゴスラビアで紛争を経験して銃撃されたこともあるだけに「私はこうしたことに慣れている。私にとってはそれほど問題ではない」と平然とした様子。数々の修羅場をくぐり抜けてきただけに、やはり肝の座り方はハンパないようだ。

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